朝食の選択肢の一つとして有名なのが「神仙(シンソン)ソルロンタン」です。
ソルロンタンは牛の頭・足・骨・内蔵などを高温高圧で抽出した、あっさりコクのあるスープです。
臭みもなく、辛い物が苦手な方や食べ過ぎて胃腸が疲れ気味の方におすすめです。
お気に入りの「百歳(ペクセ)ソルロンタン13,000W」は「ソルロンタン8,000W」に高麗人参、甘草、ナツメ、栗、銀杏などの漢方を入れて一緒に煮込んでいます。
それほど漢方の風味は強くありません。
百歳ソルロンタンにはお肉用(薄いお肉が3~4切れ入っています)のつけだれが付きます。
薄味なので塩こしょうで調整している方もいます。
地元の方はカクテキの汁を入れて味変えしています。
基本のソルロンタンはメニューを見ますとお肉がたっぷり入っている写真ですが、実際はほぼスープのみです。
物足りない方はマンドゥ(蒸し餃子)入りやお肉多めのソルロンタンがよいかもしれません。
明洞店は80席あるとのことですが、毎回行列ができていました。
引用:コネストHPより
朝は7時頃より混雑しますので、ロイヤルホテルに宿泊した際は6時30分頃入店しました。
このときは同行者がまだ就寝中だったので、一人前テイクアウトしました。
なるべくアツアツの状態で持ち帰りたいので、料理が提供されたときにメニューを指さして、「ポジャン ヘジュセヨ(持ち帰ります)」と伝えます。
ちなみに「持ち帰りできますか?」は「ポジャン デヨ?」です。
食べ終わるくらいには用意されていました。

7時になると大分混雑してきました。
隣にも日本人女性が座りましたが、なかなかスタッフが来てくれません。
私もほとんど話せませんが、その方も韓国語がわからないようでしたので、代わりに「ヨギヨ~(あの~)」と呼んであげました。
他にも「チョムニヨ~(注文します)」と言えば来てくれます。
写真を撮るのを失念しましたが、即席ラーメン「スーパーカップ」くらいの空容器にレトルトパウチに詰められたソルロンタンとご飯、キムチ小、塩こしょう、スプーン一式が入っています。
一人旅の時は少し足を延ばして混雑していない鍾路店に行きましたが、こちら仁寺洞店と共に閉店してしまったのですね。
おひとり様の食事には鍾路店が空いていておすすめだったのですが、残念です。


