サント・シャペルはノートル・ダム大聖堂の建設にも関わった建築家モントルイユが手がけた後期ゴシックの傑作で、「ゴシックの宝石」と呼ばれているそうです。
引用:Wikipediaより
キリストの聖遺物(茨の冠や十字架の木片など)を収める為、ルイ9世が13世紀に建造しました。
いばらの冠は建築費用を多大に上回るものでしたが、これを買い取ったことでパリは中世ヨーロッパにとって新しい聖地となったそうです。

最高裁判所の敷地内にあるため、セキュリティチェックがあります。
行列は教会と裁判所の2列があり、長い方が教会の行列です。
間違えて並ぶと並び直しになってしまうので、最初に確認してから並ぶようにしてください。
検査後、右の出口に出ると直ぐ横にトイレがあり、斜め右奥にチケット売場があります。
ステンドグラスが映えるよう、なるべく天気の良い日、まだ日の高いうちに行くのがポイントです(冬なら午前中)。

地上階は一般の礼拝堂で質素な作りです。

入口横にある狭い螺旋階段を上がると、上階に王や特権階級の貴族だけが利用した礼拝堂があります。
壁を囲むように椅子が置かれ、座ってゆっくりステンドグラスを眺めることができます。

9割がステンドグラスで、その繊細さに圧倒されます。
ステンドグラスに関する説明が書かれた各国言語のプレートが置かれています。
1134の聖書の物語が描かれ、約半分はパリ最古のものだそうです。
拝観後は「Le Comptoir(ル・コントワール)」まで足を延ばして遅めのランチをしました。
ホテルのレストランで席数は30席くらいでしょうか。
夜は要予約です。
昼は予約客をとっていませんので、12:00オープンの15分前か15:00が狙い目です。
フランス語メニューのみで、コースで頼まなくても一人1品でも大丈夫です。

私は「Pied Porc Braise, esosse et Roti(蒸し煮した豚足のロースト)」を注文しました。
ほぐされた豚足とほうれん草が成形され、チーズをまぶしてカリッと焼かれています。
中はとろっとしており、じゃがいものピュレをつけていただきます。

母は「Jarret de porc en terrine au foie gras(フォアグラのテリーヌ豚のゼリー寄せ)」を注文しました。
フォアグラが濃厚です。
半分以上私が受け持ちましたが、食べ応えがありました。

