浴室の水栓が10年たち、蛇口が固くなったため、初めて自分でパッキンを交換することにしました。
今回交換するのは蛇口(お湯・水)の2か所と吐水口のパッキン、シャワーの切り替えハンドルのパッキンです。

自宅で使用しているのはINAX製ツーハンドルシャワーバス水栓(BF-651X-PU4)です。
目次
問い合わせ・部品取り寄せ
まずLIXILお客様相談センターへアクセスし、「インターネットでのお問い合わせ」より部品番号を質問しました。
翌日メールで回答があり、展開図と部品一覧を送っていただきました。

今回は蛇口のスピンドル部(3)とコマ部(4)(5)、お湯と水の切り替えハンドルのパッキン(9)、吐水口のパッキン(13)を交換します。

スピンドル部にはパッキンがセットされていて、滑りが良くなるようにグリスも塗られています。
吐水口のパッキンについては部品一覧に記載されていなかったので、LIXILパーツショップにて調べました。
LIXILパーツショップは一律770円の送料がかかるため、商品はすべてモノタロウで購入し、ほかの日用品と抱き合わせで送料無料にしました。
スピンドル(A-732-7) | 2個 | 1,712円 |
1/2コーンコマ部(A-420-4) | 1個 | 186円 |
1/2コマ部(A-420) | 〃 | 〃 |
切り替えパッキン(50-657) | 〃 | 〃 |
1/2自在水栓用パイプ部Uパッキン(50-08) | 〃 | 72円 |
パッキン交換
作業に使ったのはプラスドライバー、マイナスドライバー、モンキーレンチ、目打ち(千枚通し)、掃除するためのぞうきんや古い歯ブラシです。

まずは水道の元栓を閉めて水が出ないことを確認します。
元栓を今まで触ったことがなかったので、こちらで確認しました。
続いてパッキンが排水口に落ちないよう、洗面台のゴム栓をします。
以前、排水口に物を落とした時は慌てました。
はじめに簡単そうな切り替えハンドルのパッキンから交換します。
レバーのネジを緩めて外しますと、かなり汚れが付着していました。

丁寧に歯ブラシなどで汚れを取り除き、溝にマイナスドライバーを当て左回りに回して金具を外します。
このときはかなり固くて苦労しました。
金具の裏側のパッキンを向きを間違えないように交換して完了です。
金具を外すのに多少時間がかかりましたが、作業は簡単で、5分ほどで交換できました。
スピンドルとコマ(ケレップ)、吐水口パッキンの交換
つづいて蛇口部分です。
これらは事前にイメージトレーニングとしてこちらの動画をチェックしておきました。
実際にはスピンドルに付属されていた説明書を見ながら行いました。

同じく動画で詳しく手順を紹介していた吐水口のパッキンも交換しました。
蛇口と吐水口、計3か所の交換で作業時間は15分ほどでした。
水栓を開いて水を流し、水漏れがなければ完了です。
以前なら業者さんにお任せで、それなりの料金がかかったと思いますが、今回はわかりやすい動画を見ながら総額2,342円で簡単に交換することができました。
交換後の蛇口も軽くなり快適です。