こちらの記事は小嶋ルミさんのバニラシフォンケーキレシピの覚書です。
新鮮な卵を手に取ると、作りたくなるのがシフォンケーキです。
ナイフを入れたとたん「しゅわしゅわ」して本当に幸せな気分になります。

毎回失敗なく高さがあるシフォンケーキが作れるのは小嶋ルミ・小笠原登茂子著「とっておきのシフォンケーキ」です。
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2001年発刊で古い書籍ですが、写真付きの解説が丁寧で初心者の方にはおすすめです。
高さのあるふわふわのシフォンケーキがコンスタントに作れるようになると嬉しいですよね。
以下、20cm型バニラシフォンケーキレシピの覚書です。
【材料】(20cm型)
卵黄 | 75~80g |
卵黄用グラニュー糖 | 85g |
卵白 | 152~160g |
卵白用グラニュー糖 | 50g |
サラダ油 | 50g |
湯(ポットのお湯でOK) | 85g |
薄力粉 | 115g |
ベーキングパウダー | 小さじ2弱(8g) |
レモン汁(省略可) | 小さじ半 |
バニラビーンズ | 1/4本 |
【作り方】※少し加筆しています。
- 卵白はボウルごと冷凍庫で少し回りがシャリっとなるまで冷やしておきます。
- 薄力粉・ベーキングパウダー(ココアを入れる場合はココアも)を合わせて2~3回ふるっておきます。特にココアは混ざりにくいので3回ふるいます。
- バニラビーンズを入れる場合は縦に切り込みを入れ、ナイフの背で中の種をしごき出し、種とさやをサラダ油のボウル(耐熱用)に入れておきます。
- オーブンを180度に予熱しておきます。
- 卵黄を溶きほぐし、卵黄用のグラニュー糖を加え泡立て器で軽く擦り混ぜます。このとき擦り混ぜ(泡立て)すぎないように注意します。
- サラダ油のボウルに分量のお湯を入れ、⑤に加えます。レモン/オレンジの皮を入れるときはここで加えます。全体がなじむよう泡立て器で軽く混ぜ合わせます。泡立てる必要はありません。
- ⑥の卵黄生地に粉類を一度に加え、泡だて器でぐるぐると粉が見えなくなるまで混ぜます。このとき粘りが出るほど混ぜないように注意します。
- 卵白のボウルに卵白用の砂糖1つまみとレモン汁(省略可)を加え、ハンドミキサーの低速で軽く混ぜ合わせたら、高速に変えて泡立てていきます。
- 全体がもこもこと盛り上がり、ボウルの側面に卵白が飛び散るように泡立ってきたら卵白用の砂糖の半分を加え混ぜ合わせます。全体がしっかりと泡立ってきたら残りの砂糖を加えてしっかりと角が立つまで泡立てます。
- 卵黄生地に卵白の1/3を加え、泡立て器で手際よく混ぜます。これを卵白のボウルに戻し入れてゴムベラで生地をすくい上げるようにして返し、卵白の泡を消さないように卵白が見えなくなるまで大きく混ぜます。
- 生地を型に入れ、180度のオーブンで30~35分焼きます。すぐに型ごと逆さまにして粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。シフォンナイフなどで型から外して完成です。
我が家では少し甘すぎるので、卵黄用グラニュー糖を50~60gに減らしています。
卵は計量せず、M~Lサイズ5個で作っています。
バニラビーンズの代わりにレモンやオレンジの皮をすりおろして作ることが多いです。
薄力粉を少し減らしてココアを入れたり、溶かしたチョコを入れてマーブルにすることもあります。
食べきれない分は冷凍保存しています。
カットしてラップしたものをジップロックに入れて冷凍保存し、常温で自然解凍して食べてもふわふわ感はしっかり残っています。
シフォンケーキ型は断然アルミ製です。
熱伝導がよく、冷ます時に逆さにしてもすべり落ちません。
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シフォンナイフは型にフィットして綺麗に取り外せます。
パレットナイフよりも扱いやすく、シフォンケーキを頻繁に作るなら用意しておきたいです。
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初めての方はこちらの動画も参考になります。
ガトーショコラもそうですが、お菓子作りで一番好きなのが卵黄生地にメレンゲを混ぜる作業です。
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