スペイン、マドリードのACホテル・カールトンに1泊しました。
こちらはその宿泊記です。

こちらはスーツケースを預けているアトーチャ駅から徒歩10分と近いことと、プラド美術館や王妃ソフィアセンター(「ゲルニカ」があります)に近いことから決めました。
スタンダードツインルームです。
部屋も広く、高層階で気に入りました。
引用:ホテルHPより
ホテル近くにスーパーがあり、ワインや軽いつまみはそちらで購入しました。
サンドイッチはムセオ・デル・ハモンで購入です。


朝食の口コミも日本人に評判が良いので、楽しみにしていました。
このホテルの前に「ルームメイトマリオ」にも宿泊したのですが、断然カールトンのほうがおすすめです。


チェックアウト後は、バルセロナへ向かいます。
長距離列車が発着するアトーチャ駅は1851年に開業したマドリードで最初の鉄道駅です。

駅で目を引くのは構内で生い茂る熱帯植物です。
時間があれば立ち寄ってみてください。
植物園のような雰囲気で亀もいます。
カフェがすぐそばにあり、コインロッカーはこの先です。

長距離列車の出発ロビーの前には手荷物検査場があります。
X線検査が行われる風景は空港と同じです。
今回はAVE専用ラウンジを利用しました。
入口でチケットを提示して入場します。
ドリンクサービスがあり、トイレも綺麗です。
出発前のアナウンスなどラウンジ内放送で教えてくれますので、ゆっくりできました。

ホームに出る手前ではカウンターでチケットの確認が行われます。
これらは2004年に起きた爆弾テロ以降、駅では厳重なチェックが行われていますので、早めに到着するようにしてください。
AVEで3時間20分、チケットはRenfe公式サイトで手配しました。
バルセロナまでの距離はおよそ660Kmです。

車内はモノトーンでまとめられていて、近代的なデザインです。
特等と一等車はドリンクと食事付きです。
座席も広々していており快適です。
大きなスーツケースも収められる広い荷物置き場もあります。
防犯対策のため100円ショップで自転車などに取り付ける鍵を購入してくくりつけていました。

列車はマドリードからドン・キホーテの舞台となったカスティーリャ・ラ・マンチャ地方、アラゴン州を通って、カタルーニャ州へ向かいます。
車窓から眺める風景は一面の赤土です。
ラ・マンチャの由来はアラビア語の「マンチャ」(乾いた土地)という意味だそうです。
一泊だけしかできなかった「ACホテル・カールトン」ですが、以前宿泊した「ルームメイトマリオ」よりも印象は良かったです。

